レンタル製品導入事例～お客様の衛生対策ご紹介～

衛生対策も「患者さま第一主義」で――― 井上眼科病院グループ

2022.08.01

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事例紹介
衛生対策も「患者さま第一主義」で――― 井上眼科病院グループ

日本カルミックの製品をご利用いただく施設や病院の衛生対策をご紹介する本企画。
今回は、「井上眼科病院グループ」をお訪ねし、井上賢治理事長（以下、理事長）、井出裕久事務長（以下、井出さん）、會田祐一施設管理課次長（以下、會田さん）にお話を伺いました。

井上賢治理事長

井上眼科病院グループ
https://www.inouye-eye.or.jp/

井上眼科病院グループは、1881年（明治14年）に神田駿河台に創立され、2021年に140周年を迎えました。今日まで眼科医療の発展と共に歩み、現在は東京（お茶の水、西葛西）、埼玉（大宮）と北海道（札幌）に、あわせて５つの医療施設を開設する「眼の総合病院」です。レーシックやICL（眼内コンタクトレンズ）などの屈折矯正にも力を入れています。

誰にとっても優しく、わかりやすい空間づくり

井上眼科病院グループは、来院される方々に対するホスピタリティ（おもてなし）を向上させるために、ユニバーサルデザインを取り入れました。ユニバーサルデザインとは文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、多くの人がわかりやすく利用できることを目指したデザインのことです。

理事長: 「眼科専門のクリニックですので、目の見えづらい人たちが来院されます。ご高齢の方や赤ちゃん連れの方、車椅子を使う方もいらっしゃいます。受付や診察室などの表示は、すべてユニバーサルデザインのフォントに変更しました。トイレをはじめ、院内のサインはコントラストをつけて、わかりやすくしています。また、通路の素材や天井の照明にも、見えづらい方が利用しやすい工夫を凝らしました。これらは、医師やスタッフの意見に加え、患者さまにもお話を伺いながら作っています。患者さまから“わかりやすい”とお声がけいただくこともあり、嬉しく思っています」

通路の床と照明にもわかりやすい導線

理事長: 「だれでもトイレ（バリアフリートイレ）として、車椅子や杖を使用している方や妊娠中の方、お子さんと一緒に入る方、おむつ交換や着替えが必要な方、オストメイト（人工肛門・人工膀胱保有者）の方など、さまざまな人にとって使いやすいトイレを作りました」

清潔感・衛生対策は施設の評価につながる

理事長: 「施設管理の観点でトイレのきれいさはとても重要です。トイレが汚いとがっかりしますよね。清潔感・衛生対策がその施設の大きな評価基準になるのではないでしょうか。カルミックの製品を導入する、というのは当たり前の対策をしているだけだと思っています」

オートフォームソープディスペンサー（自動泡石鹸）について

理事長: 「昔に比べてトイレはどこもきれいになりました。しかし、石鹸や蛇口に触れなければならないトイレの衛生対策は万全ではありません。カルミックの手をかざすだけで泡石鹸が出てくるソープディスペンサーは良いですね。これからの時代“タッチレス”は避けて通れない大事なポイントだと思っています」

排水管の寿命が延び、詰まりやニオイが改善

井出さん: 「サニタイザー（便器洗浄器）を導入してから、排水管の尿石の付着が抑えられ、気になっていたトイレの詰まりやニオイがなくなりました」

會田さん: 「以前カルミックの営業担当の方に、医療でいうところの内視鏡のようなもの（ファイバースコープ）で排水管内部を見せていただきました。効果が出ていることが一目瞭然でわかり、見たときには感激しました。排水管の寿命が延び、施設管理者としてはとてもありがたいです。何より維持費の節約になりますよね。是非皆さんにお勧めしたいです」